劇団きこりについて
劇団きこりは、実社会においていかに多様な個性が「ありのまま」ここに在って交感しあえるのか、ということを考え実践する集団ではあるけれど、固定のメンバーがいるわけでもそのような組織が実態としてあるわけでもない。なのでこの主体は、守られることからも壊されることからも自由である、という意味でとてもしなやかなパーティだ。町田は、このパーティの団長と呼ばれることもあるけれど、私の他に「キャプテン」とか「監督」とか「親方」とか「巨人」とか「シナプス」とか「織田信長」とか「浅瀬のマーメイド」とか「看板役者」とか「アゲ」とか「ドラゴン」とか「コンナン」とか「でく」とか「ルンペン」と呼ばれるさまざまな個性が在って、時折交わりながらも勝手気ままにそれぞれのフィールドで活動している。主に、建築土木、アートや文筆、そして家庭、林業、デザインなどが彼らの領域だ